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エラーになった名前の定義を一括で削除する方法

エラーになった名前の定義を一括で削除する方法の説明画像です

なぜエラーになるのか

エクセルの名前の定義を確認すると、いつの間にかエラーが出ている名前がいくつか見つかることがあります。

これは、名前を定義したセルや行を削除したり、数式を変更した結果、元の数式が消えてしまうことが原因です。そのため、エラーが表示されることがあります。

エラーを一括で削除するサンプルコード

エラーになった名前の定義を全て削除するのは、かなりの時間がかかってしまう場合があります。

そんなときは、マクロを活用しエラーになった名前の定義のみを削除する方法を試してみましょう。

以下がエラーになった名前の定義のみを削除するサンプルコードです。

※サンプルコードの使用は自己責任でお願いします。

サンプルコード


Sub エラーの名前の定義を削除()

    Dim n As Name
    Dim invalidCount As Integer
    invalidCount = 0

    '名前の定義をすべてループします
    For Each n In ThisWorkbook.Names
        '参照がエラー(#REF!)かどうかをチェックします
        If IsError(Evaluate(n.RefersTo)) Then
            n.Delete
            invalidCount = invalidCount + 1
        End If
    Next n

    '結果を表示
    MsgBox invalidCount & " 個の無効な名前の定義が削除されました。"
    
End Sub
        

エラーになった名前の定義のみを削除できました。

エラーになった名前の定義を一括で削除する方法の説明画像です

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