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セルに値を入れる方法

プロシージャを作成する

プロシージャとは、一通りの処理をまとめた個所になります。例えばマクロを実行するときは、Sub~End Subの間に処理を記述しその間の処理が実行されます。

サンプルコード


Sub マクロ実行()
    '------VBAの処理を記述-------
End Sub
        

上記のサンプルコードのように、Subの後の名前(上記のサンプルコードの例だとマクロ実行)がマクロを登録するときの名前になります。


セルの指定方法

まずは、セルの指定方法を解説していきます。

セルを指定する方法は大きく分けて、RangeかCellsどちらかの方法で指定します。

>Rangeの指定方法

セルA1を指定する場合、Range("A1")としてセル番号をカッコの中に入れて指定します。セル番号は両端をダブルクォーテーション("")でくくります


セルを指定する説明画像です

>Cellsの指定方法

Cellsでは行番号と列番号で指定します。Cells(行番号,列番号)となり、A1セルを指定する場合はCells(1,1)となります。

A2セルを指定する場合は、Cells(2,1)となり、B1セルを指定する場合は、Cells(1,2)となります。


セルを指定する説明画像です

セルに値を入れる

セルに値を入れる方法をRangeでセルを指定する方法で解説していきます。

セルに値を入れるには、Range(セル番号).Value = "入れたい値"といったようにセルを指定した後に、.Valueを付け加え、そのあとに=で入れたい値を記述します。

Valueは値という意味で、値を入れる際はValueと宣言します。

下記のサンプルコードはA1セルに「エクセル」という値を入れる例です。

サンプルコード


Sub セルに値を入れる()
    Range("A1").Value = "エクセル"
End Sub
        

記述を終えたらサンプルコードを実行してみましょう。

マクロの実行方法の説明画像です

実行させると、A1セルに「エクセル」という値が入っていることが確認できます。

セルに値を入れるの説明画像です

作成したマクロをボタンから実行する

上記で作成したマクロをボタンに登録して、ボタンからマクロを実行する方法を解説します。

まずは、「開発タブ」⇒「挿入」⇒「ボタン(フォームコントロールの左上)」の順にクリックします。

ボタンからマクロを実行する説明画像です

ボタンを任意の位置に配置し、作成したマクロを選択してOKをクリックします。ボタンの名前は任意の名前に変更できます。

名前の変更を終えたら、他のセルをクリックするとボタンの作成が確定されます。

ボタンからマクロを実行する説明画像です

ボタンの配置が終えたら、マクロが正常に実行するかテストしてみましょう。

ボタンからマクロを実行する説明画像です

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