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変数の使い方

変数を宣言する

変数とは、値やオブジェクトなどを入れておく存在です。

変数の役割としては、例えば複数のシートにやセルに同じ値を入れるとします。そうしたときに全ての箇所にRange("セル番号").Value = "入れる値"とすると、入れる値が変更になったときに記述しているすべての箇所を変更する必要があります。

そういった手間を省くために、変数に値を代入し、その変数を様々な箇所で使用することで、仮に入れる値が変更になった場合、一か所の修正だけで済みます。 それでは、変数の使い方について見ていきましょう。


変数を宣言するときは、Dim 変数名 As 変数の型といった形式で記述をしていきます。
下記の例を見ていきましょう。

変数の説明画像です

変数の型にはさまざまな種類がありますが、最初は「整数型」はLong、「文字列型」はStringという2つだけを理解しておけば十分です。学習を進めるうえで、この2つを覚えておけば問題ありません。

他の変数の型については、開発中に必要になったときに調べるようにすると、効率的に学習を進められます。


宣言した変数を使用する

それでは実際に宣言した変数を使用していきます。

下記のサンプルコードでは、aという変数に「おはよう」という文字列を代入し、セルA1に代入した値を入力しています。

サンプルコード


Sub 変数に入れた値を使用する()

    Dim a As String
    a = "おはよう"
    
    Range("A1").Value = a
    
End Sub
        

上記のコードを実行すると下記のように、A1セルに「おはよう」という文字列が入ります

変数の説明画像です

以上のことから、変数aに文字や数字を代入し、さまざまな箇所で使用することができます。

今回は変数名をaとしていますが、実際には変数に入れる値に応じて、わかりやすい名前を付けるようにしましょう。


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