For文の基礎構文
For文とは繰り返し処理のことで、数回処理を繰り返す場合などに使用します。
For文の基礎構文は下記のようになります。
上記の基礎構文のように、まずはループで使用する整数型の変数を宣言します。
次に、その変数を使って、例えば上記の例では1から10までループさせ、計10回処理を繰り返す仕組みになっています。
For文の使用例
仮に、1~10までの数字をセルの1~10行目まで入れるとします。
すると、下記のようなサンプルコードになります。
サンプルコード
Sub For文()
Dim i As Long
For i = 1 To 10
Cells(i, "A").Value = i
Next i
End Sub
上記のサンプルコードはFor文で1~10まで繰り返し、A列に1~10までの数字を入れています。
変数iには1~10までの数字が繰り返し入っていくため、Cells(i, "A")のiには1~10までの行数が入っていくイメージです。
サンプルコードを実行させた結果が下記のようになります。